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木俣院長 特別寄稿 掲載のお知らせ

弊社提携クリニック、木俣肇クリニックの木俣院長の特別寄稿が掲載されましたので、お知らせいたします。(以下全文掲載)

▪️公益社団法人 門真納税協会 税と繁栄 306号

「アトピーを治癒させて経済の負担を減らす」木俣肇クリニック 木俣肇

アトビー治療の費用は世界的に増加しています。世界市場では、2021年に約52億米ドルと評価され、2028年には138億米ドルにまで並大すると予測されています。これは極めて大きな経済負担です。その理由の一つとして、新薬が高価であること、さらにそれらが対症療法的な効果にとどまり、根本的な治療に至らない点が挙げられます。

日本でも従来の免疫抑制剤の外用で改善せず、新楽へ切り替える方が増えています。しかし、新薬の注射薬は3制負担でも2本で約5万円と高額で、2週間に1回注射が必要です。また、外用剤も新薬は1本あたり430円前後(3割負担の場合)かかり、これらも頻繁に塗布すれは、すぐ数千円の費用になります。さらに問題なのは、これらの新薬によって細菌感染症や単純ヘルベス感染症が悪化する可能性があり、注射薬・外用剤のいずれにおいても悪性疾患の発症報告がされていることです。しかし、このような実態は十分に理解されていません。

私は寝屋川市でアレルギー科クリニックを開院し、多くのアトピー性皮膚炎の方を診療しています。新型コロナウイルス感染症がアトピーを悪化させることは、世界的にも多くの論文で報告されています。私は流行の早い段階から単純ヘルぺス感染症の増加に気づき、海外の報告を調査しました。その結果、コロナ感染やワクチン接種と発症増加との関連性を確認しました。この事実は世界では広く認識されていますが、日本では十分に理解されていません。また、「単純ヘルペス」は性器ヘルペスや口唇ヘルペスのみと思われがちで、アトピーの悪化、蕁麻疹、にきび等と誤診され、年単位で改善しない方も少なくありません。

関東から受診された方のケースでは、突然皮膚に発疹ができ、2年間新薬の注射薬や外用剤を続けたものの改善しませんでした。当院で診察したところ、全身のアトピーに単純ヘルペス感染症を合併しており、さらに細菌培養検査で抗生物質耐性のMRSA感染症も確認されました。抗アレルギー薬、抗ヘルペス薬、さらにMRSAに有効な抗生剤を処方した結果、症状は改善し、その後の治療でアトピーは治癒しました。(写真図参照)
このような症例は決して珍しくありません。コロナ感染やワクチン接種を契機にアトピーが突然発症することもあります。アトピーの方は単純ヘルペス感染症に罹患しやすく、その点を理解せずに新薬を投与すると感染症が悪化します。同様のケースは多く、コロナウイルスに罹患していなくても、ワクチン接種を受けていなくても、ウイルスのシェデイングによって起こる場合があります。

発疹が長引き、痒みや痛みがある場合には、単純ヘルペス感染症の可能性を考えるべきです。なお、この感染症の症状は多岐に渡り、発疹が少ない場合もありますが、全身に広がったり傷や潰瘍となって判別が困難になることもあります。さらに、家族から感染することもあるため、家族全員が同時に治療・改善することが重要です。

また、人の単純ヘルペスウイルスは動物にも感染することが確認されており、犬、兎、猿、チンチラ、ハリネズミ、イルカなどへの感染例があります。そのため、動物からの感染リスクについても考慮せねばなりません。

残念ながら、多くの医療機関でこの感染症が十分に診断されていません。その結果、改善までに長い時間を要し、生活の質の低下や経済的負担に苦しむ方が少なくありません。

この情報が広く伝わり、多くの人が健康を取り戻し、経済的負担からも軽減されることを願っています。

医療法人 天命会  木俣肇クリニック

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