弊社提携クリニック、木俣肇クリニックの木俣院長は、ご自身の研究をメディアに投稿されるなどされています。掲載された院長のエッセイ等をご紹介します。
▪️高知新聞 声ひろば 2025.9.20 https://www.kochinews.co.jp/article/detail/909743
【掲載文】
1.ゴムアレルギーの理解を
【木俣肇、72歳、医師、大阪府寝屋川市】
私は大阪の医師で、昔高知城ホールにてアトピーとラテックス(ゴム)アレルギーを講演した。
後日、歯科衛生士のAさんが受診。仕事でゴム手袋を使用し20年間アトピーがある。アレルギー検査でラテックス陽性。仕事ではプラスチック手袋にし、抗アレルギー薬を継続内服しアトピーもアレルギーも治癒し、笑顔で帰った。
最近Aさんの紹介でアトピーのBさんとCさんが高知から受診に来た。Bさんはジムのインストラクターで、機器訓練の指導後、手が腫れ、鼻汁、目のかゆみ、呼吸困難もあり退職も考慮した。
こちらもラテックス陽性。機器のハンドル部分にラテックス成分があり、それが空気中に浮遊し発症。プラスチック手袋、マスク、花粉防止眼鏡でラテックスとの接触を防止し、抗アレルギー内服で症状改善。治療を続け治癒し、今もジム勤務だ。
Cさんは事務職員で手の皮膚炎とトマトとリンゴで顔が腫れ、メロンではアナフィラキシーがあり受診。検査でラテックスと食物も皆陽性で、食物との交差性のためである。
事務での指サックがゴム製で、使用中止し内服を継続しアトピーも食物アレルギーも全て治癒。食事が安心でうれしいと笑顔を見せた。
現代はゴム製品が多く、ラテックスアレルギーの理解が必要だ。